陽明山温泉ってどんな温泉?
温泉名 | 陽明山温泉(ヤンミンシャン・ウェンチュエン) |
エリア | 台北市陽明山区 |
泉質 | 酸性硫黄泉 |
アクセス | 台北市内もしくはMRTで新北投駅へ行き駅前からバス |
台北市北側にそびえる陽明山は国立公園となっていて、その山中の広いエリアに様々な温泉が点在しています。台湾観光局公式サイトによると「陽明山公園」「冷水坑」「馬槽」「子坪温泉」の4つが主要な温泉地区とのことです。
北投温泉の入り口MRT新北投駅から陽明山行きのバスに乗ると、途中の山道から谷あいに温泉が作られているのが見えます。陽明山バスターミナルで降りると、スターバックスやセブン-イレブンもある小さな集落になっています。ここには1952年に建てられた歴史ある「国際大旅館」があります。
バスに乗って山中に点在する温泉へ
国際大旅館などがある陽明山バスターミナルに行くバスは、台北駅から出ています。途中MRT淡水線の士林駅にも停まるので、そこから乗車したほうが早いと思います(参考記事)。
新北投駅近くのバス停からも出ています。
バスの路線番号は「230」で、日中は30分に一本程度あります。
ここから陽明山ターミナルの途中には、「北投文物館」があり、またさらに山中に入って行くと道の脇の谷間にいくつかの温泉施設を見ることができます。
和室もあるレトロな旅館「国際大旅館」
陽明山バスターミナルから歩いて1~2分の場所に、1952年設立の歴史も長い「国際大旅館」があります。泉質がよく人気の高いところです。
宿泊の他に日帰り温泉もあります。
屋内の温泉のみで、男女別で水着を着用せず入れるところです。
ただ時間帯によってはかなり混み合っている上、浴槽は小さいです。あまりのんびに入れる感じではないので、できれば一泊して部屋の温泉に浸かるのがいいでしょう。
施設は浴室も含め、全体的に古め。
そんなレトロ感を楽しめる人にはオススメです。
バス路線の途中に源泉点在
北投温泉から陽明山バスターミナルに向かう途中に、あちこちから湯気が立ち上る源泉「龍鳳谷硫黄谷」を見ることができます(参考記事:旅々台北「北投 龍鳳谷硫黄谷」)。ここには最近、無料で入れる足湯もできたそうです。
また陽明山の源泉がある「陽明山中山楼」も参観可能です。
登山&ハイキング兼ねて野渓温泉も
陽名山国立公園は、週末はアウトドア好きの台北人がたくさんやってきてハイキングを楽しんでいる場所です。そして山の中にはいくつもの野渓温泉があります。観光客にも行きやすいのは、散策路も整った「八煙野渓温泉」でしょう。立ち入り禁止になっているのですが、実はたくさんの人がきています(なので行く場合は自己責任で)。
●台北から日帰りで行ける陽明山の野渓温泉「八煙野渓温泉」│台湾温泉ガイド
●台北ナビ「温泉達人が案内する台湾秘湯の旅~陽明山
他にも山中にいくつもの野渓温泉があるそうです。
台北ナビに詳細なレポートが掲載されていますので、興味ある方はぜひご覧ください。
また台北市内の書店で温泉ガイド本を購入すると、そこにも紹介されています。
記事公開日:2016/04/01