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台湾で外出時にインターネットを利用する

移動中にスマートフォンやタブレットでGoogleマップを見たり、Facebookに写真を投稿したいという方もいるでしょう。旅行にも便利なスマホアプリもいろいろあります。
そんな時、日本で契約している通信会社の海外ローミングを使う方法が一番楽ですが、データ量によってはちょっとお金がかかります。

海外旅行先で重たい動画を見まくる人もいないと思うので、地図アプリの利用や写真を何枚かSNSに投稿する程度であれば、おそらく一日1,980円以内で収まると思います。3日ほどの滞在であれば6,000円越えないので契約キャリアのローミングで十分ですが、もし滞在が長めの方、あるいはヘビーに利用する方や通信費節約したいという方は、こんな方法があります。



空港で短期利用のSIMカードを購入し利用

まずはSIMカード。
SIMフリーのスマホもしくはモバイルルータなどを利用している人限定になりますが、一番便利でかつ経済的に常時インターネット利用ができます。2015年5月以降は新たに販売される端末のSIMロック解除が義務化されるので、利用できる人も増えることが予想されます。

桃園空港のゲートをでてすぐ右手に通信会社の支店が並ぶ一角があります。
若い人中心に到着客で賑わっているのですぐ見つかるでしょう。

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左から順番に

  • 台湾大哥大(Taiwan Mobile)
  • 遠傳電信(FAREASTONE)
  • 中華電信(Chunghwa Telecom)

日本同様この3社で台湾の携帯市場をほぼわけあっているそう。

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料金表が奥の壁に貼ってありますが、どこも大きな違いはありません。管理人は、その時一番行列が短かった中華電信にしました。

下記の(括弧)内の円建て金額は、管理人訪問時の1元=3.65円で換算したものです。

データ通信制限なし3日間(通話費100元含む)300元(1,095円)
データ通信制限なし5日間(通話費50元含む)300元(1,095円)
データ通信制限なし5日間(通話費300元含む)500元(1,825円)
データ通信制限なし7日間(通話費150元含む)500元(1,825円)
データ通信制限なし10日間(通話費100元含む)500元(1,825円)
データ通信制限なし15日間(通話費100元含む)700元(2,555円)
データ通信制限なし15日間(通話費350元含む)800元(2,920円)
データ通信制限なし30日間(通話費430元含む)1000元(3,650円)

30日間使えるプランでも1000元とかなり安くなっています。3日間プランというのは利用開始から連続72時間ということなので、夕方に到着して利用開始した場合には、その3日後の同じ時間まで利用できます。データ通信は使い放題です。

カウンターでは「SIMフリー?」と最初に確認されます。SIMカードは機種によってサイズが異なるため注意が必要です。利用する端末を渡してしまうのが確実かもしれません。設定までやってくれるので初めての人でも安心です。

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ちなみに私は、旅行前半はこのイーモバイルのモバイルルーター「GL04P」で利用しました。もともとSIMフリーの端末で、これを経由してiPhoneとパソコンでインターネットを利用しました。後半はiPhoneをSIMフリーにしたため直接挿入し、パソコンはiPhoneからのテザリングでインターネット接続しました。

●EMOBILE LTEルーター + 台湾の現地プリペイドSIMでの接続に成功! | shimajiro@mobiler

モバイルルーターの初期設定はちょっとだけ手こずったので、もし同じ機種を持参する方がいたら上記の記事を参考にしてください。

SIMカードは期間延長も可能です。
セブン-イレブンなどコンビニでも期間延長の番号が書かれたカードを販売していますが、都市部には3キャリアの支店が必ずありますので、そこに行ってしまったほうが確実で早いでしょう。



政府提供の無料WiFiサービス「iTaiwan」を利用

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SIMカードを買わない人は、旅行者向け無料WiFiサービス「iTaiwan(愛台湾)」登録をしておくことをオススメします。

これは政府観光局が台湾全土で展開する旅行者向けのWi-Fiサービスで、鉄道駅やバスターミナル、メジャーな観光スポットには「iTaiwan」のステッカーが貼られています。台北市内ではややつながりにくい場所もありましたが、それ以外の鉄道駅などでは快適に使うことができました。

契約キャリアのローミングを利用する人も、駅での待ち時間などはこの無料Wi-Fiを利用することで、通信費の節約ができます。

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手続きはとっても簡単。
桃園空港内に政府交通部観光局の旅客服務中心(ツーリスト・サービス・センター)があります。

そこで「I wang to use Free Wifi」と言えばすぐ手続きをしてくれます。
パスポートを渡せば数分で完了、空港内にもiTaiwanのアクセスポイントがあるのですぐに使うことができます。

●無料Wi-Fiサービス iTaiwan(愛台湾)に登録してみた! | 好好台湾

事前にオンライン登録もできますが、旅客服務中心でパスポートを渡せばスタッフの方がすべてやってくれるのでそれで十分だと思います。空港の他、台北駅や台北101など各地にある旅客服務中心でも手続きできます(一覧はこちら


台北市内の無料WiFiサービス「Taipei Free」を利用

台北市内には、他に「Taipei Free」という公衆無料WiFiサービスもあります。

●台北無料公衆無線LAN

MRT(地下鉄)駅中心にこちらもかなりの数のアクセスポイントが設置されています。駅など時間帯によってはつながりにくくなりますが、登録しておき、快適に使える場所では無線LAN接続に切り替えれば、データ通信費の節約になります。

記事最終更新日:2014/12/02
記事公開日:2014/12/02
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