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きれいで快適!高雄市のゲストハウス「TAKAO-BAY(打狗湾)」

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台北に次ぐ第二の都市、高雄。日本からの直行便もあり、台北からなら高鐵(新幹線的なもの)で早ければ1時間半で着いてしまうんだとか。大きな港を抱えた開放的な街で、周辺には大きな工業地帯も。大使館に相当する日本交流協会も台北と高雄にある。

台湾温泉巡りも、高雄を拠点にバスで四重渓・不老&宝来温泉・関子嶺温泉などに行くことができる。


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そんな高雄市には高級ホテルからドミトリー形式のゲストハウスまで様々な宿泊施設があるが、今回選んだのは愛河や高雄港にも近い「TAKAO-BAY(打狗湾)」」だ。

●Takaobay hostel打狗灣青年旅館 | Welcome To Takaobay hostel

2014年1月に開業したばかりの新しいゲストハウスにも関わらず、トリップアドバイザーやAirBnBなどで高い評価をつけており、コメントも多数寄せられている。

元々一泊の予定が諸事情で結局三泊もすることになったのだが、私も設備&スタッフ&立地ともに大満足だ。

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部屋はツインルームと男女別のドミトリー。
写真は女性用の6人ドミトリールームで、一泊500元(朝食のパン&コーヒー含む)。

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非常にきれいに管理されており、部屋もかなり広め。
(一般的な都市部のゲストハウスなら、向かい側にも二段ベッドを2台設置して10人部屋にすると思うので)

外部からの日差しも差し込み明るい部屋だ(たまに夜ちょっと外が賑やかになることあるけど)。

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宿の評価でも好評だったのが、ベッドは上下ともにカーテンを閉めれば完全に個室状態になるという点。足元側にも丈の短いカーテンが取り付けられている。ベッドにはそれぞれ、ミニ照明とコンセント、小物を入れるための小さな籠も取り付けられている。

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ちなみに女性用のドミトリーが2階で、男性用が3階。

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二階のツインルーム。
こちらも二段ベッド。

私が滞在している時は、母娘で来ている人がいた。

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二階にはトイレがひとつとシャワールームが大小ひとつずつ。
施設でひとつ問題なのが、二階のトイレがちょっとというかかなり狭いこと。

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使いにくいなあという場合は、三階のトイレを使うのがいいだろう。
こちらは余裕の広さになっている。

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洗濯機はさらにその上の階にあり、洗剤も含め自由に使うことができる。
ドミトリールームにはベランダもついているので、量がそれほど多くなければ、洗濯物はそこに干すで大丈夫そう。

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手洗い場はトイレ&シャワールーム横のアコーディオンカーテンを開けた外壁沿い。

あとキッチンはないが、一階のラウンジ一角に電子レンジや給湯器、トースターなどが置かれており自由に使え、朝食はここでパンを焼いてコーヒーを自分で入れて飲む方式。

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部屋も施設も非常に新しく快適なのだが、このゲストハウスの一番の魅力はきっとこのスタッフの女性かもしれない。三日間滞在して他は誰も見なかったので、もしかしたらスタッフじゃなく経営者なのかもしれない(未確認)。

なんともチャーミングな声で、周辺の観光地から美味しい餃子や牛肉面が食べられる店など、熱く詳しく教えてくれる。そればかりか近くの店など自ら連れて行ってくれる。彼女のおかげで周辺の美味しいものをたくさん堪能することができた。

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新しいゲストハウスにもかかわらず、多数のコメントが入っているのは、やはり彼女の魅力ゆえなのだろうなと。

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夜はラウンジに宿泊者が集って交流。
バイクで台湾一周している途中の女性などともここでお話をさせてもらい楽しかった。

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立地も非常に良い。

ゲストハウスから徒歩もしくは自転車で回れる湾沿いのスポットを少し紹介しておこう。

歩いてすぐに、運河沿いの倉庫街を利用した駁二芸術特区。

廃線となった運河沿いの線路跡が散策コースになっている。自転車があったほうがいいかもしれない。ゲストハウスの最寄りMRT駅の第4出口をでたところの時計屋さんで自転車を一日50元で借りることができる(地下鉄改札前にもあるが、そこは一日100元)

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芸術作品が点在し、お洒落なお店やカフェなどもある。

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さらに先に行くと、もともと高尾駅があったところが広い公園になっていて、廃線のまわり一帯が芝生で覆われている。一角には鉄道故事館もある。

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船もたくさん停泊しており、湾内にはタンカーも。

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バナナ埠頭。

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そして旗津半島に向かうフェリー。
自転車で乗り込む場合には片道15元だ。

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バイクもたくさん!

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旗津半島側のフェリー乗り場。

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ここは夕陽が見事!
なので日没時刻を調べておき、その30分以上前に旗津半島に着くようにしておくといいかも(フェリー乗り場から西側の公園まではお店など見ながら歩いても10分程度、自転車なら数分)

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日が沈んだら今度は夜の港を散策しながら。

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フェリーの上から見る高雄の夜景もなかなかいい。

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鉄道故事館のある公園からトンネルをくぐって西子湾に抜けるコースも、ゲストハウス女性スタッフのオススメ。こちらは自転車があったほうがいいと思う。

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トンネルを抜けるとそこは中山大学のキャンパス内。
一瞬びっくりするが、案内看板を見ながら海沿いの公園を目指す。

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ここも夕焼けスポットで、大型観光バスが続々押しかけてくるほどの人気だ。

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大型タンカーと夕陽。

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丘の上に登ると、レンガ作りの旧・英国領事館がある。1866年に建てられたものだそう。

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入場料66元(カフェで使える30元分のクーポンを含む)がかかってしまうが、その価値は十分にある眺めなので是非。

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高雄市内も一望できる。

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カフェで紅茶やバラアイスなど買って一休みするのもよし。

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そして帰りはトンネルではなく、海沿いをぐるりまわり、プレジャーボートが多数停泊している入江の橋をこえて市内方面に。

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周辺は、名物の牛肉麺からご当地ファーストフードまでいろいろ美味しいお店が集まっているが、そのあたりの情報はゲストハウスで仕入れよう。

ドミトリーはちょっとという場合でも、ツインルームがあるので問題ない。
台湾はもちろん、韓国や欧米からもたくさんの旅行者が集まって交流する場になっているので、きっと面白い出会いもあると思う。

記事最終更新日:2014/11/30
記事公開日:2014/11/15
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