思わずバスを途中下車してしまった羅東夜市
鳩之澤温泉から宜蘭駅に向かうバスは、途中羅東駅も通ることを行きに知ったので、そこでバスを降りて鉄道に乗り換えようと思っていたんだけど、実際にはさらに手前で降りてしまった。何気なく車窓風景眺めていたら、突如にぎやかな夜市が目に飛び込んできたからだ。
降りて気付いたんだけどここ、観光スポットとしても有名な羅東夜市。
台北市内の夜市でもここまでは混まないよな、という人出だった。
あちこちで見かけたこれ。
ガンモドキ的なものとパクチーだろうか。手前に何種類かソースが用意されていて、それつけて食べている。
海鮮もいろいろ。
ホタテが3個串にささって100元とのことだったので、一本お買い上げ。
素焼きではなく、油と塩をつけて焼いていた。
ぷりぷりで美味しい!
これは日本料理の屋台。
なんとマグロやサーモンの冊が並んでいる。右端見ると「とびっこ」と書かれた容器も。
夜市を少しぷらぷらした後、そこからちょっと離れた「北門蒜味肉羹」の店に。
本店は宜蘭にあり、とても美味しいとFacebookで教えてもらったので行ってみたのだが、残念かな、夕方で閉店とのこと。
中国語だけど行った人のレポートがこれ。
●【宜蘭】北門口蒜味肉羹+北門綠豆沙牛乳大王 (濃郁羹湯十足夠味!順道品嘗好喝的綠豆沙牛奶) @ 大口老師的走跳學堂! :: 痞客邦 PIXNET ::
再び羅東夜市に戻ってきて散策開始。
豆花の店を発見!
上に乗せる豆の種類を選べるんだけど、選びあぐねて一番右の「総合豆花 40元」にしたところ・・・
「そしたら、この中から好きなの3つ選んでください」
「えええ、やっぱり選ぶんだ!」
無難なところで、紅豆(あずき)・緑豆・花生(落花生)の3種類にしてみた。
豆花は冷たいのではなく暖かいもので。
長い行列ができている店もいくつかある。
特にこの、葱肉串で人気店が何か所かあったようだ。
私が並んだのはこの「三星葱餅」の店。
かなり年配の男性がひとりで作っているのだが、その方法が面白い。
ご飯茶碗のようなものに、丸い皮を乗せ、刻んだネギや肉などの具を入れていく。
そして、ひだを寄せて皮ですっぽり覆い丸く仕上げてざるの上に。
最後は油にどぼん。
さらに大量の香辛料を振りかけて完成。
揚げたてアツアツ、塩加減もちょうどよく美味しい!!!
これは並んだ甲斐あった。
夜市ならではのゲームなんかもあり、
公園では大道芸も。
このたい焼き型のようなもので作られているのが何かというと・・・
なんと「ニモ焼き」。
真ん中がぽっかり空いたたい焼き的な皮の中にソフトクリームを入れ、1つで二度おいしいというもの。初めて見たよ!!!
台湾の他の場所でも食べられるらしい。
●台湾の港町・旗津にはタイ焼きとアイスクリームを合成した食物があるぞ!その名は「ニモ焼き」だ! : 世界別視点ガイド
そうして、やっと羅東駅に到着したのは20時少し前。
思いがけず羅東の夜を楽しんでしまった。
温泉も夜市も満喫したので、特急チケットを購入し一週間ぶりの台北に。
1時間ちょっとで到着だ。
(それにしてもラッピングが派手な台湾の列車)
記事公開日:2016/03/07