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沙里仙度假飯店の露天風呂は男女別で水着不要

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いくつかのホテルを覗いた後、沙里仙度假飯店の温泉に入ることにした。露天風呂が男女別で裸で入れるというのは割と珍しいからだ。料金は後で確認するが確か300元だった気がする。

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「裸体ですよ」

フロントではそう念を押される。
ヒノキの浴槽を並べた個室風呂もあり、そちらも別料金なしで入れる。これも日帰り利用だとなかなかないことだ。

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温泉は建物最上階にある。
エレベーターを降りると、目の前に「女の湯」「男の湯」と書かれたのれんをかけた入り口があった。

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反対側にも出口があり、ここから外にでるとL字型に個室風呂が並んでいる。その数10個以上。

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中はこんな感じ。
一人用の木製の浴槽が置かれている。

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床や壁が少し白っぽくなっているのは恐らく温泉の関係だろう。窓がないのでちょっと
閉塞感あるが、場所によっては小さな窓もある。

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温泉街を見下ろせる。

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そしてこちらが露天風呂。
手前にロッカーがあるが、ここは施錠ができない。貴重品はもしかするとフロントに預けるのかも。他に人もいなかったので、私はお財布など小さな袋に入れて持ち歩くことにした。

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露天風呂!
目の前には山が広がる。

この岩風呂の向こうどうなってるんだろう・・・とちょっと気になり、素っ裸のまま回りこむと・・・

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非常階段だった。
こちら側は斜面なのでぞわぞわする光景だ。

それ以前に自分がスッパなことを思い出し、そそくさと戻った。

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日本人的にはやはり、露天風呂に裸で入るのが一番。
しかもまわりはぐるり山。

遮るものもない露天だが、ほどよく曇っていて暑さもない。やはり11月がベストシーズンだなと思う。

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温泉にはふわふわ白いものが浮遊している。
そういう泉質なのだと、エレベーターホールに説明書きが貼られていた。

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「温泉花」と呼ぶらしい。

しばらく他の客はおらず独占状態。
ひとりで伸び伸びとお湯に浸かったり岩の上で涼んだりを繰り返していたのだが、そのうちロッカーのあたりから女性の声が聞こえてきた。

「あ、とうとう他のお客さん来たんだな」

そう思ってこちらもあがろうと立ち上がった瞬間、向こうからやってきたのは水着に水泳帽までかぶった女性二人組。

こっちは素っ裸。

むこうもちょっとびっくりしていたが、私だって驚く。
というか恥ずかしいよ、こっちが。

そんな内心の動揺は隠し、フロントで受け取った使い捨てのバスタオルをさっと身体に巻き、水着姿のふたりと交代してきた。

ちなみにその後フロントで念のため確認した。

「露天風呂は裸でいいんですよね」
「はい、水着着用ではないです」
「でも私が裸で入浴していたら、別の二人が水着で入ってきましたよ」
「中には恥ずかしがる人もいるので・・・」
「私のほうが恥ずかしいよ、私だけ裸で他の人水着だとw」
「申し訳ありません」

まあ、仕方もない。

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個室風呂の前にもいつの間にか人が増えていた。

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そして再びバスで水里駅へ。
今度はありがたいことに大型バス。余裕で座ることができた。

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途中、切り立った崖に作られ、落石防止の天井も設置された道が数十メートルに渡って崩れ落ちている場所もあった。不老・宝来温泉のあたりも山の斜面のあちこちに土砂崩れの跡があったが、台風・大雨が多い台湾の山岳地帯では避けること難しい自然災害なのだろう。

山の合間を流れる川にも土砂がたくさん流れこむのか、重機を中洲に運び込み、川底の砂を除去する現場もあちこちで見られた。

日本以上に防災費用が恐らくかかっている国なのかもしれない。

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水里駅から集集線に乗り込む。

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この日の宿は台中。
駅に人多すぎ!!!

記事最終更新日:2014/11/30
記事公開日:2014/11/24
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