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船に乗って台東・富岡漁港から緑島へ

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緑島への船は台東市街地から北東に6キロ位の場所にある富岡漁港からでている。

台東駅からバスがでているが、本数が限られている。

私は前夜に確認洩れしてしまったためタクシーで向かうことになった。片道250元だ。

8:05台東駅のバスに乗ると8:20には富岡港口についてしまうが、富岡漁港も結構大きな港なのでぶらぶら観光してみたらいいだろう

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ハイシーズンは一日何本も船が運行されているそうだが、11月の頭は週末でも一日一本のみだった。

行きは台東・富岡漁港9:30発。
帰りは緑島14:30発だ。

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片道500元で往復買うと800元に割引される。

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カラフルにペイントされた「天王星」号。
中に入ると「シートナンバー」や「非常口」などの看板が目に飛び込んできた。中国語では非常口とは言わず緊急出口と言う。

日本で活躍していた船のセカンドライフなんだなと思いFacebookに投げたところ、知人が調べてくれた。

東海汽船のアルバトロス号だ。

●写真で見る東海汽船の歴史~アルバトロス

1993年竣工で2003年3月まで竹芝→大島間などを往復していたそう。
デザインは柳原良平氏で、今もトビウオも健在だ。

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天気も悪く風もかなりあったので、揺れを警戒して後ろの方の席に。これは正解だった。

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港の防波堤をでて数分後にはもう大荒れの海。
左右に激しくローリングし、ぐっと鎌首を上げては急降下してどすんと衝撃が走る繰り返し。

窓には何度となく大波が打ち付けた。

悲鳴が何度かあがり、そのうち前方からリバースする音が聞こえてきた。その流れはだんだん船内全体に広まり、中間あたりで真後ろの女性もゲロゲロ状態になり、私の隣の女性にも伝播した。

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大揺れは最初から港に入る直前まで止まることなく、船内はまれに見るカエルの合唱状態。波照間島に行った時以来の凄惨な現場だった。

幸い乗り物には強いほうだが、私もさすがにお腹のあたりがムカムカし、島が見えてきた時にはほっとした。

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ぐったりさんだらけの船内。

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翌日の帰りは晴れ、白波ひとつ見えない穏やかな海面で、周辺では誰も船酔いしている人いなかったし、吐いている音も聞こえなかった。

なので天候次第だとは思うが、船酔いし易い人は日本から酔い止めを持参したほうがいい。

記事最終更新日:2014/11/30
記事公開日:2014/11/09
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