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紅葉温泉の一軒宿「紅葉温泉旅舎」

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吉祥庭園温泉の支配人に送ってもらった先は紅葉温泉。
紅葉温泉は完全に一軒宿温泉らしく、何も言わなかったにもかかわらず着いた先は紅葉温泉旅舎だった。

日本統治時代、警察官の保養所として作られた歴史ある建物だ。
ここ以外にも警察保養所として作られた温泉施設はかなり多い。現代の「公務員福利厚生施設」とは違って、もっと特別な位置づけだったのだろう。

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どこか廃校になった昔の小学校を思わせる建物。

日本では管理費もかさみ次々壊してしまっている古い木造建築だが、台湾では現役で活躍している。

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ここがフロント。
美人で話し方がとっても柔らかい親切なお姉さんだ。

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まずは温泉!
こんな歴史ある建物と温泉なのに、日帰り温泉はなんと150元という破格のお値段。

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奥に進むと見えてきました!
誰もいないよ!

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更衣室はその手前に。
水着着用なので、ここで着替える。ロッカーもあったが、人もおらず浴槽のすぐそばにベンチもあるので、そこに置いておくことにした。

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3つの浴槽。
一番手前が冷泉で、真ん中が熱め、奥がぬるめ。

それぞれ水温表示計も上部にあったが稼働はさせていなかった。

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更衣室で着替えてやってくると、男性がひとり。
こんにちはと挨拶すると、「どこから来たの?香港?」と。日本からひとりでと答えるとびっくりしていた。

男性は花蓮市在住で、この紅葉温泉が大のお気に入り。一時間半車を飛ばしてしょっちゅうここに来ては、二時間たっぷり浸かって帰るのだという。

「温泉は他にもたくさんあるし、設備整ったところもあるけど、泉質はここが間違いなく一番だよ」

そう熱く語っていた。

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私は泉質の違いはよくわからないけど、大自然の真ん中の秘湯で、緑にぐるり囲まれた湯船に浸かっていられるだけで幸せ。

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紅葉温泉という名前だけど、この背後の山が紅葉することはなく一年中緑だと男性。猿もいて時々温泉から見える範囲に出没するそう。

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いろいろお話を伺った紅葉温泉ファンの花蓮男性。
ありがとうございました!

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大露天風呂だけでなく、湯屋、そして裸で入れる男女別の大浴場もある。

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まずここが湯屋。

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中は割とシンプルでこんな感じ。
後で確認して追記しようと思うけど、一般的に湯屋利用は別料金だ。

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そしてこちらは大浴場。

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中はこんな感じ。
手前に衣服や水着を置いておく棚とシャワールームがある。

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水温は41.9度と表示があった。
そう、紅葉温泉はすぐ近くの瑞穂温泉と違い無色無臭だ。

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今回は日帰り利用だが、せっかくなので宿泊施設も見せてもらうことに。

写真だけ並べておくが、なんとこの和室が一人利用ならたった600元で泊まれてしまうという。次は絶対ここに泊まろう。

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記事最終更新日:2014/11/30
記事公開日:2014/11/07
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