冷泉の街「蘇澳」~冷泉って本当に冷たいのね・・・
実は山の中にある鳩之澤温泉に行く予定だったのだが、「バスは土曜日にしか出ていない」といって泣く泣く断念。予定を繰り上げて蘇澳に向かった。
ただよかったのは、びっくりするほどの快晴だったこと。歩いていると顔がチリチリするほどの日差しだ。
蘇澳の温泉街も、駅前すぐのあたりから広がっている。
街中はホテルだらけ。
しかも新しいところも多そう。
そしてやってきました、公衆浴場の蘇澳冷泉。
大露天風呂はひとり50元。
ほかに貸切個室風呂(湯屋)があり、そちらは冷泉だけだと100元から、冷泉&温泉あるところは200元から。
何も考えず大浴場チケットを買ったのだが、あとで考えてみたら、冷泉&温泉療法ある湯屋にすべきだった。
入ってすぐの場所にロッカーと更衣室がある。
ロッカーは有料で、チケット売り場で100元払ってカードをもらってくる。このカード返却時に70元が戻ってくるシステムだ。
更衣室はシャワールームを兼ねている。
更衣室とロッカーは入り口以外にもあるので、大浴場利用のそばのものを使ったほうが途中での荷物の出し入れには楽かもしれない。
奥に歩いて行くとそこに大衆池(大露天風呂)が。
階段を下りながらびっくり。
ガイドブックや他の人のブログ記事でさんざん写真を見た大露天風呂は、なんと人っ子ひとりおらず。
貸しきりやん!!!
ラッキー!!!
ここの温泉は黄色い。
湯の花的なものらしく、黄色いふわっとしたものがたくさん浮いていた。触ると溶けるように分解する。
あとやたらトンボがいた。
で、入ってみて貸切状態納得。
冷たい・・・ものすごく冷たい・・・
炭酸の冷泉なので、肌にしゅわしゅわ感じるというが、それ以前に冷たすぎて炭酸感じる余裕はまったくなかった。
ガイドブックには「水温は22度くらいでぬるめだが」という記述があり、なぜか頭のなかに「ぬるめ」という文字だけがインプットされてしまっていたが、よく考えたら22度って、沖縄の冬の海水温じゃん。
ダイビングするにもドライスーツがないと長時間は厳しいくらいの冷たさだ。
それでもせっかく来たし、50元払っちゃったし、ロッカーにも30元使ってるしということで、根性だして肩まで使ったよ。
奥のほうに冷泉が勢い良く注ぎ込まれているところがある他、下からもところどころぶくぶく沸き上がっているようだ。
中には喫茶店もあったがシーズンオフの平日のせいか人影は見えず。
ここもハイシーズンの時は冷泉がはられるのかもしれない。
更に奥に行くと、さっき入った冷泉の続きでもう少しこぶりな大衆池がでてきた。こちらのほうが上流にあたるらしい。
吹き出す水圧はかなり強く、背中に受けたらかなりの刺激だった。
ここは湯屋、つまり貸切個室風呂だ。
夏以外の時期だったら、温泉&冷泉両方楽しめるここを利用するのが正解だろう。
大露天風呂は眺める程度にして。
湯屋の前には大量のパンダ。
だだっ広い人一人いない敷地内なだけに、パンダがちょっと怖い。
湯屋入り口。
こんな龜も置かれていた。
手を入れると泡が手の周りにつく。
やっとここで、炭酸しゅわしゅわ感を体感できたよ。
冷泉をでるとすぐ右手にお土産屋さんがある。
ここの冷泉を利用して作ったラムネと羊羹が売られているということだったので、ラムネを買いに。
一本25元。
「開ける?」と聞いてくれたので、開けてもらった。
甘すぎず炭酸も結構強めで好み!
量的にもちょうどよかった。
ふと見ると、近くの丸く作られた一角に、下に降りる階段がある。なんだろう。
夏は観光客もたくさんくるだろう一角。
特に入り口封鎖していないということは、ここも観光スポットなのだろうと思い、下りてみた。
するとこんなスペースが。
作り的には奥から水がでてきて、この水路を流れ、生活用の水として使っていた・・・的な施設。
後で時間できたらネットで調べてみたい。
記事公開日:2014/11/06