北投温泉親水公園を散策
台北から最も近く、人気度も抜群に高い温泉地といえば「北投(べいとう)温泉」。
台北駅からMRT(地下鉄)淡水線に乗ると25分で北投駅に着き、そこで乗り換えてひと駅目の新北投駅で降りれば、豪華温泉旅館がひしめき合う温泉地だ。
片道1時間もかからないので、日帰りで十分楽しめる。
まずは、駅前から広がり、さまざまな施設が立ち並ぶ北投温泉親水公園を散策だ。
最初に見えてきた木造のかなり立派な建物。
てっきりこれが温泉博物館なのかと思って回りこんだらびっくり。
なんとここ図書館!
台北市立図書館の北投分館。
台北ナビによると、2012年の「世界で最も美しい公立図書館ベスト25」にも選ばれたんだとか。納得だ。図書館にしておくのが美味しいほど。
●北投温泉(新北投温泉)[ベイトウ・ウンチュェン(シンベイトウ・ウンチュェン)] | 台北ナビ
ここでいきなり、浴衣姿の二人連れ発見!
近づいてみると中国語だったが、近くに加賀屋はじめとする高級ホテルもあるのでそこの宿泊客なのかもしれない。
その次に登場するレトロ感たっぷりの美しい建物が温泉博物館。こちらは別途レポートしたい。
博物館の裏にはこんな円形野外劇場も作られていた。
ミニコンサートなど開催されるのだろうか。
そして公園内にある公衆浴場。
水着着用で入る男女一緒の露天風呂だ。
こちらも別途レポートする。
公園内には他に「梅庭」という建物もある。
さらに進むと、最後はこんなかんじの遊歩道に。
なんだか渓谷沿いの道を歩いているような清々しい気持ちになる。
でもふと右側を流れる渓流に顔を向けると、なんと湯気が立ち上ってきているではないか。源泉掛け流しの温泉宿が多く、そのお湯がここに放出されているそう。
木で作られた橋の欄干には、座って休憩できるスペースも。
公園はこのあたりで終わり、突き当りには水都温泉会館があり、大きな源泉の池「地熱谷」も徒歩数分の場所にある。
記事公開日:2014/11/04