台湾温泉ガイド

トップページ管理人レポート [2014年]

高松宮殿下が新婚旅行で訪れた四重渓温泉「清泉日式温泉館」

台湾の四大温泉のひとつ四重渓温泉。
ここでは、歴史ある「清泉日式温泉館」を日帰り利用させてもらった。高松宮殿下が新婚旅行で訪れたという場所で、フロントスタッフも浴衣もしくは作務衣ちっくな制服を着用しているなど「日式」の宿だ。

日没前後に一時間ほど日帰り利用したが、とにかくすごい人!

ただ浴槽も広く、いくつにもわかれているので、それほど息苦しい感じではなく、熱いお湯・ぬるいお湯、そして冷泉を交互に入り、時に岩の上などで涼みながら一時間以上のんびり滞在した。

ぬるっとした肌触りのお湯もいい。

まずはフロント。
日帰り温泉利用は300元前後だったと思うが、忘れてしまったので後で確認する。

ここでは水着の他に浴衣的なものも販売されている。

フロントのすぐ右手には甘味処的なお店も。
公式サイトによると和食メニューがいろいろ用意されているようだ。

その少し先に露天風呂の入り口。

チケットはここでスタッフが回収する。

出てすぐのところに更衣室。

回りこむとその先にもいくつか更衣室があるが、時間帯によっては十数人がどっとやってくるので、更衣室が足りずにここに列ができてしまう。

ホテルの庭全面が露天風呂になっている。

風呂のバリエーションも豊かだ。
入ってすぐ左手にはごろごろとした大きめの岩で囲み、小さな滝もしつらえたお風呂。

真ん中にはふたつに仕切られた屋根付きのお風呂。
奥は水風呂だった。

全体的に割と温度高めの温泉が多く、私が訪れた11月も気温は20度半ば以上と高めだったので、温冷交互に入っている人がお多かった。

そして二階建ての休憩スペース。有料でマッサージサービスも受けられる。食べ物持ち込みが許されているのかどうかわからないが、果物やお菓子なども並べおやつタイムをとっているグループもあった。

休憩スペースの奥に最後の露天風呂群がある。
ここが人気のようで、常に混み合っていた。

まず手前に、何やら勢い強すぎる気もするが打たせ湯がある場所。

こんな勢いのあるお湯を直接首の後ろにあてたりして大丈夫なんだろうか。人によっては頚椎痛めちゃうんじゃないか?とちょっと心配になるほど。

跳ね返りもすごいので周りにはあまり人がおらず、手前に逃げている。

両サイドにはへりに木の板を取り付けた屋根付き正方形の温泉が二箇所。広くはないので結構混み合っている。

水温はかなり高めなので、それほど長く浸かり続けることはできず、縁に腰掛け涼む人も多い。

至るところに和風テイスト感じさせる温泉。
ぬるっとした感触が残るお湯もよかった。

少々混み合いすぎている感もあるが、お互いにスペース譲り合いながらゆったり温泉を楽しんでいる人達が多かったこともあり、私も浸かったり涼んだりを繰り返しながら、一時間以上まったり過ごした。

夕方になると灯りもつき、一段と風情が増す。

相変わらず人は多いんだけど。
(「露天風呂+水着」の違和感にはだんだん慣れてきました)

この建物の中に更衣室・シャワー室がある。

湯屋はフロントがある建物内。
私が訪れた時は利用者が多かったようで、フロントで希望したけど一時間くらい先になってしまっていた人もいた。

日曜日だったせいもあるが、湯屋利用の場合は早めに予約したほうがよさそげ。