台湾温泉ガイド

トップページ管理人レポート [2016年]

文山温泉の拠点におススメ~太魯閣天祥民宿

今回の台湾温泉ツアーの目玉である「文山温泉」は、いわゆるホテルが立ち並ぶような温泉街ではなく、渓谷に湧き出したいわゆる自然の中の「野渓温泉」だ。なので近隣に宿泊施設はない。

泊まるなら3キロほどの場所にある天祥だ。
ここは太魯閣観光の終着地点でもあり、ホテルや民宿が数は少ないが数軒ある。

私が泊まったのは「太魯閣天祥民宿」。
バスターミナルからすぐの場所にあり、ツインルーム800元(約2,800円)とお手頃価格。

●太魯閣天祥民宿

部屋はこんな感じで、やたら大きなベッドが2つ並んでいた。

トイレ&シャワールームも清潔。

部屋数はそれほどなく、オーナーさんが自ら清掃&ベッドメイクなども一生懸命やっていた。
フレンドリーで非常に気持ちのいい人で、バスや周辺の情報なども、たくさん教えてくれる。

ちなみに民宿の共有スペースはこんな感じ。
ちょっとごちゃっとしているが、この右側に部屋がおそらく4~5部屋並んでいる。

一番奥には洗濯機もあり利用できる。

周辺のレストランは夕方早い時間に閉まってしまうので、晩御飯はセブンイレブンで買ってきて、ここで食べることになる。私は別の宿に泊まっていた、バスで一緒になった日本人と、ここでお酒飲みながら夕食をとり、貴重な海外旅行話などをたくさん伺った。

それにしても写真で見るとごちゃごちゃしてるなあ。

共有の冷蔵庫の中にビールやミネラルウォーターが入っていて、自分で勝手に取り出し自己申告でお金を払う方式(どこかにお金を入れる場所があったようなんだけど見つからず)。お店で買うよりビールは安い。

バス停のある中央広場の一角には、地元料理も食べられるレストランが何軒か並んでいる。一大観光地にしては値段もリーズナブルでよかったんだけど、実は夕方17時過ぎには閉まってしまう。この近辺の宿泊施設は限られており、日中にやってくる観光客がメインターゲットなのだろう。

その広場の向かいにはセブンイレブンもある。
ただ自分が訪れた時は、ここも(確か)21時までの営業だった。

なんにしても天祥は夜が早いので、泊まる場合は夕食をどうするか早めに考えて手配しておいたほうがいい。

天祥の橋。
その奥にお寺が見える。山の中腹には塔も。

広場の一角には、天祥晶華度假酒店という高級ホテルがある。

●天祥晶華度假酒店

もうひとつ、民宿ではなくちゃんとしたホテルに・・・ということなら、天祥青年活動中心が宿泊施設になっている。

名前的にユースホステルなのかと思いきや、実は割といいお値段するしっかりしたホテルだ。

●天祥青年活動中心房價

ツインルーム2,400元からで、ドミトリーはない。

その向かいに教会があり、そちらは8人部屋で確か300か400元。
ただし中国語以外は通じないかも。