台湾温泉ガイド

トップページ管理人レポート [2016年]

台中から埔里でバス乗り換え廬山温泉へ

いつ見ても素敵すぎる台中駅。
台中から行ける温泉と言うと、大型リゾート温泉ホテルが立ち並ぶ谷関温泉が有名だが、実はもっと山奥に廬山温泉がある。

台中駅から直接行くバスはなく、埔里で一度バスを乗り換える必要がある。

バスターミナルは駅正面。
市内バスも含め、複数のバス会社のバスがここに停まる。

【追記(2016/11/20)】2016年11月時点で、埔里行きのバス乗り場の場所が変更となっています。こちらをご覧ください。

台中駅から埔里に向かうのはこの路線。
15~20分ごとと、結構頻繁にある。

ただ注意事項が2つある。

路線図見て気が付いた方もいるだろうが、ルートがひとつではない。

実は下道を走っていくルートと、新しくできた国道6号線を走っていくルートの2通りあるのだ。
早いのは間違いなく、国6線を走るルートで、料金もこちらのほうが安い。

ついでに書くと、台湾では交通カードを使うと少し安くなる。
(刷卡とあるのがカード使った時の料金)

別の場所に貼ってあった時刻表。
左側が国6線ルートの埔里行きバス出発時間。平日より金土日のほうが多い。

もうひとつの注意事項。
てっきり「埔里」と書かれ、路線図も貼ってあった場所にバスが停まるのだとばかり思って待っていたのだが、並んでいた人数人が「あっ!」という顔をして一斉に走り出した。なんと埔里行きの台中客運のバスがその前を通過し、ずっと先のほうに停車したからだ。

私はのんびりベンチに座ってしまっていたので、彼らが走り出した姿を見落としていたら、このバスには乗れなかっただろう。必ずしも行き先表示のところに停車するわけではないようなので油断禁物だ。

座り心地もいいシートだった。

そして高架の国道6号線を走り、どんどん山の中へ。

終点の埔里までは約30分。
信号もないまっすぐな道を飛ばすので速い。

見上げると「廬山」「廬山温泉」の行き先表示もありほっとする。

この埔里バスターミナルからは、廬山温泉だけでなく、清境農場や日月潭など山間の観光地に向かうバスが多くでている。台中からのバスが金土日増便になっていたのも納得だ。

廬山温泉行は一時間に一本で、少しここで待つことになった。

ちなみに時刻表の見方だが、一番左の列が埔里バスターミナル発車時間。
その隣の「目的站」列に「廬山」もしくは「温泉」とあるバスのみが廬山温泉行きで、「廬山温泉」の列に書かれた時間が到着予定時刻だ。埔里から廬山温泉までの所要時間は65分。

料金はこちら。
このバスターミナルでは、先に切符売り場で切符を買う方式だった。

実はかなり賑やかな街。
バスターミナルから少し歩くとロータリーがあり、そのあたり中心に飲食店も多数ある。バスターミナル隣はケンタッキーフライドチキンがあるので、そこで時間潰すのもいいだろう。

そして定刻にやってきたバス。

料金は107元。

着いたら既にまっくら。
なかなかにぎやかな温泉街で、飲食店や土産物などが軒を並べていた。

今回予約していたのは、吊り橋を渡ってすぐのところにある正楊大飯店。
石畳の道がいい感じ♪