北投文物館は、親水公園の一番奥から右手に伸びる道の先にある。・・・といっても、かなりの高台にあり距離も相当あるので、タクシーか陽明山行きのバスが賢明。
ここは日本統治時代に桂山旅館として建てられたもの。第二次世界大戦の時には特攻隊員が任務前夜に恋人と過ごしたという話も(本当かどうかは未確認)。
現在は文物館として保存されている歴史的建物だ。
庭も純和風。
今でもきれいに整えられている。
中は靴を脱いであがる。
・・・と扉の外に下駄箱があったのでそこで脱いでしまったが、中にもちゃんと下駄箱あるので、ここで裸足になる必要はない。
古き良き日本家屋。
ここでは日本料理もいただける。
コースのみで、そこそこのお値段だが結構な人でにぎわっていた。
庭に面したところの眺めもよさそう。
旅館時代のお風呂も残っている。
台湾に温泉文化をもたらしたのは日本で、ここにはその日本の温泉入浴方法が解説されている。
建物の構造解説も。
この部屋では、ツアーできているらし一行が、ガイドさんから日本家屋の作りについて説明を受けていた。畳は大きさが決まっていて、部屋の広さは畳の枚数で示すこと、その並べ方にもルールがあることなど。
障子や床の間、渡り廊下や縁側の話もきっと登場するのだろう。
日本人的には「落ち着くなあ」という感じなんだけど、台湾人はじめ外国人からはどんな風に映っているんだろう。
ちなみに廊下とか階段とか「全体的に狭めだよね」という声はあるらしい。
ちなみに新北投駅から出発し陽明山に向かうバスの路線番号は「230」。日中は30分に一本ある。
この後、陽明山に向かった。