トリップアドバイザーでは、泰安温泉で人気ナンバーワン、苗栗県全体でもトップ3となっているのが「泰安湯悦温泉会館」。メインストリート山側の斜面のかなり広い敷地を持つ大型リゾートホテルだ。
ここがフロントと、湯屋の一部があるところ。
和風温泉旅館ということで、入口も和テイスト。
浴衣体験もできるらしい。
フロント。
おそらくこちらは、日帰り入浴の人の受付などするところ。
フロント近くにあった囲炉裏休憩スペース。
敷地が広いこともあり、駐車場と下にある建物と上にある本館&SPA施設の間は、カートで移動。
到着!
こちらが本館の入口だ。
広いウッドデッキを通って本館からレストランやSPA施設に行ける。
本館には日本で買ってきたという額などが飾られ、その両脇に置かれた木彫りの置物はおそらく原住民族のもの。いろいろな要素がまじりあっていて楽しい。
部屋のタイプは洋式・和式といろいろあるのだが、ちょうど空きがあった和式4人部屋を見せてもらった。手前は、靴を脱いであがる板の間に、マットレスで四人分の布団が作って並べてある、ちょっと変わった配置の部屋だった。
その奥に畳敷きの部屋と浴室。
三畳和室。
そして温泉に浸かれる浴室は、とてもきれい。
温泉と冷泉。「れんせん」がちょっと惜しい!
窓から外の景色を満喫できる。
今は少々寒々しい風景だが、春になればきっと鮮やかな緑に包まれるだろう。
公式サイトに各部屋の写真が掲載されているが、日本人だったら特に和式じゃなくてもいいはず。個人的にはベッドの部屋のほうが落ち着く気がする。
日本の緑茶も用意されている。
ここの目玉は広い露天風呂エリア。
日帰り入浴もできるというので、入ってきた。
男女一緒で水着&水泳帽着用だ。
確かに広い!
ジャグジーもあり、周囲や温泉の上に休憩スペースもたくさん用意されている。
男女別の更衣室兼シャワールーム。
鍵のかかるロッカーもあるので、日帰りの人も荷物を入れておける。
奥はこんな感じ。
夏はかなり日差しも強くなるので、しっかり日陰になるスペースも必要だ。
つぼ湯や打たせ湯も。
お湯が入っていなかったので「この時間帯はやってないのか?」と思ってしまったがそれは間違い。
入る人が自分で湯の噴き出し口のボタンを押して一人分の湯を張る方式だった。そして入り終わったら栓を抜いて排出してあがる。湯量豊富な泰安温泉ならではかもしれない。
露天風呂の入口にある売店。
カップ麺も売っており、露天風呂周辺の休憩スペースで食べることもできる。お茶は飲み放題。
露天風呂のすぐ下には湯屋(貸切個室風呂)もある。
ここは見学だけさせてもらった。
しっとりと落ち着いた色の木でなんとも味わいある湯屋。
格子の向こうには濃ピンク色の桜の花も咲いている。
山間の温泉ならではの風景だ。
湯船の隣には休憩用のマットも。そしてなぜかドライヤーが2つ。
帰りはカートを使わず、歩いて降りてくることにした。
眼下に見えるのは渓流沿いに建つ湯唯温泉渡假だ。
2月末の台湾は桜の季節。
鮮やかな色の桜の花が無数に垂れ下がっている。
下の建物にも湯屋が。
こちらは先ほどの豪華湯屋のように見晴らしは楽しめない場所だが、公式サイトの写真を見ると竹塀で覆われていてやはり落ち着ける作りになっている。
露天風呂に入ったり、湯屋でのんびりしたり、レストランで午後茶したり夜は鍋を食べたりと、敷地内だけでかなり楽しめるリゾートホテルだと思う。