台湾温泉ガイド

トップページ管理人レポート [2014年]

台南のお洒落なゲストハウス「城市小屋1828(City Hut 1828)」

宝来温泉から高雄に戻った後、台南へ向かった。台南と高雄は非常に近く特急で34分。「昔ながらの建物や街並みも残り、一度旅行するとファンになる人も多い街」なんだとか。

着いて納得。駅からしてレトロ。
電光掲示板の時計がなかったらタイムスリップした気分にもなれる。

残念ながら今回は温泉以外はすべてスキップすることにしているので台南市内観光はまた改めてにし、一泊するゲストハウス「城市小屋1828(City Hut 1828)」に向かった。

ここもネットで非常に高い評価が付いていた場所だ。

台南駅の裏側の出口(後站)から徒歩10分前後。
表と裏は地下道でつながっている他、改札の人に「反対側に行きたい」と言うと、回収した切符を適当に選んで渡してくれ、改札の中に入れてくれる(駅によっては通過用の切符を渡してくれることも)

台南駅の裏側には、成功大学のキャンパスが広がっている。鄭成功の名にちなんでつけられているとのこと。その大学エリアのメインストリートから一本入った路地にある。

この路地がとてもお洒落で、カジュアルイタリアンのお店やコジャレたカフェなどが並ぶ。

ゲストハウスは「伊賀」という日本料理屋の隣だ。

笑顔の絶えない若いスタッフ達で、滞在はとても快適。日本語を話す若い男性スタッフもいる。

一階のフロントの奥は、いくつかの部屋にわかれた公共スペース。
ソファスペースが二箇所あり、キッチンも充実していた。

コミックなんかも置いてある。

中庭にもくつろぎスペース。
巨大な釜のようなものがいったい何なのかは不明だが、自転車も数台あったので、これを借りて市内観光というのもいいだろう。

台南は市街地がそれほど広くはない。

部屋数はかなり多く、ドミトリーより友達同士・家族でひと部屋借りて泊まっている人のほうが多かったようだ。

ちなみに私は8人部屋ドミトリーで申し込んでいたんだけど、実際に来てみたらこの建物角の二人部屋をひとりで使わせてくれた。

あがりになったところに厚手マットがふたつ敷かれており、日本人的には落ち着ける作り。大通りに面していないので夜もまったく煩いことはなかった。

トイレやシャワールームもきれい。

天井のパイプむき出しにしていたり、あえてちょっと殺風景な感じの仕上げにしてあるところもあり、なかなかいい感じ。一眼レフで館内の写真撮りまくっている大学生らしき宿泊者もいた。

荷物を置いてすぐに向かったのは、市街地中心部のロータリーからも近い「度小月」という名店。ここの但仔麺が忘れられない味。

エビの後ろの黒光りしているものは、トッピングで追加した卵。確か名前に黒・鉄という漢字が入っていた気がするのだが、黒いだけでなくまわりがかなり硬め。一瞬、卵の殻かと思ったほどだが殻のようにパリパリ割れるわけでもない。あれは一体どうやって作っているのだろう。

量が少なめなのも逆に嬉しい。いろいろ食べ歩きできるので。

正直あまりに美味しくもういっぱいお替わりしそうになったけど。
麺と卵で65元(約240円)。

もう一箇所、台南駅でもらってきたスイーツマップで紹介されていたお店にも。全部乗せといったところだろうか。やわらかくふんわり香ばしい豆花の上に小豆や緑豆、やわらかく茹でた落花生に炒った落花生などたっぷり乗っている。

これで確か40元(約150円)とかなのだからほんとうに安い。

台南には帆布のバッグを手作りしている工房がいくつかあり、そこで購入もできる。旅行者のお土産としても人気らしい。そんな店もいくつかある。

翌朝はホステルの前の路地にあるカジュアルイタリアンのお店で朝食セット。
ずっと台湾式「早点」だったのでたまには気分を変えて。

台南グルメを堪能しに、また来たい。