台湾温泉ガイド

トップページ管理人レポート [2014年]

日本からのツアー客も多い人気温泉リゾート「知本老爺大酒店」

知本駅もしくは台東バスターミナルからのバスに乗り「清覚寺」バス停で降りたら、ホテルまでは300mほどだ。楽勝!

・・・と思うかもしれないが、うち200mは上り坂だ。スーツケース等荷物が重いとちょっと泣きたくなる勾配かもしれない。

幸い道路脇にこんな木製の階段が作られている。
これがなかったら、25Lデイパック一個の私でも途中でちょっと息切れしたかもしれない。

高台に建つ知本老爺大酒店。「老爺」は「旦那様」などの意味があるが、読みが「ラオイエ」なので「ロイヤル」の当て字でもあるのだろう。

今回は日帰り入浴。
受付はロビー内にあるフロントではなく、フロント向かって右手にある扉からホテルの庭園にでた奥にあるスパゾーン入り口で直接行う。

水着が必要な屋外スパは朝9時から。
少し早く着いてしまったので、しばらくホテル敷地内を散策して過ごした。

庭は結構広い。

そして温泉施設だけでなく、ミニゴルフ場なども。

アーチェリー。

池。
鯉の餌は一階のお土産屋さんで販売しているとのこと。鯉に有料の餌やるのって日本だけじゃないんだ!

原住民(台湾に元々住んでいた民族のことをこう呼ぶ)バーベキュー。

ミニゴルフ場にバトミントンコース。
中国語では「羽球」がバトミントン。テニスは「網球」、バスケットボールは「籃球」だ。

夜には地元の原住民による舞踊団のダンスがここで開催されるそう。

そして庭園内には二箇所の温泉がある。

ひとつがプールの奥の白い屋根で覆われたスパゾーン。

もうひとつが、この和風な作りの通路を進み門をくぐった階段の先にある「星月風呂」。ここは男女別で水着着用せず入る温泉なのだが、残念ながら宿泊者限定。

ホテル二階には、日帰り利用もできる男女別・水着非着用の温泉もある。

そんなわけで今回はここ「天幕風呂」こと屋外スパだ。
利用料はひとり350元で、バスタオルの貸出が含まれる。

更衣室。
ここから下はスパゾーン。

かなり広めで、中央のプール的なエリアは子連れ家族の利用が多く、年配の人は周辺の岩風呂などにゆっくり浸かっていた。

ジャグジー付きの場所も。
設備が日本製で「押す」と書かれたボタンが付いていた。

かなり派手な色付きの風呂が多かったのもここの特徴。

これはバラ温泉。

ちょっとこの色は温泉にしてはどぎつすぎるなあ。
香りはいいんだけど。

他に緑や・・・

紫も。

温度高めの浴槽。

気持ちいい♪

湯屋もある。

周辺にはサマーチェア。

そしてプールが隣接。
こちらは完全に水の冷たさではないものの、温泉プールというほどでもなく、少しぬるめの水という感じ。

広くてバリエーションも豊かで、滑り台などあり子連れの人にはいいと思うが、のんびり温泉に浸かりたいという人が日帰りで利用するなら、もう少し落ち着いたところのほうがいいような気もする。

宿泊もするのであれば、星月風呂も入れるし、温泉以外にもホテル内で楽しめることがいろいろあるのでいいだろう。

帰りに一階のケーキ&パン店でティラミスを。
見た目はとても美味しそうだったのだが、実際はチーズケーキにココアパウダーふりかけたという感じか。


ホテル内の源泉。

これは昔の温泉掘削機。

知本温泉自体もかなり高いところにあるが、周辺もぐるっと山に囲まれている。緑がうっそうと茂っていてジャングル状態。

ホテルのすぐ隣にある清覚寺。

バスまで時間が30分以上あったので、ふたつ隣の「知本温泉」バス停まで歩くことにした。

川を見下ろしながら緩やかな下り坂を進んでいくと、前方から次々とバイクが走っていった。さらに先に行くと森林遊楽区という自然公園がある。週末だったのでハイキングを楽しむ人も多いのだろう。夏の暑さもなく、山歩きにはベストシーズンだ。

「知本温泉」バス停の周辺には大型温泉ホテルが立ち並ぶ。朝方は観光バスもたくさん泊まっていた。

そして知本温泉から再びバスに乗り、知本駅へ。

なおホテルの無料送迎バスも、本数は少ないがある。

おまけ。