温泉名 | 四重渓温泉(スーツォンシー・ウェンチュエン) |
エリア | 屏東県車城郷 |
泉質 | 弱アルカリ性炭酸泉 |
アクセス | 高雄からバス+タクシーで約1時間50分/台鉄枋寮駅からバス+タクシーで約50分 |
台湾最南端にある泉質良好、湯量も豊富な温泉地で、台湾四大温泉のひとつに数えられています。台湾南部の屏東県は北回帰線より南で熱帯気候に属しており、1月でも平均気温19.5度あります。さらに南下すると台湾最南端のリゾート地「墾丁」があり、ダイビングやマリンスポーツを楽しめます。
台湾の温泉の中でも歴史長く、清朝時代には原住民によって既に発見されていたそうです。日本統治時代に発展し、数多くの温泉旅館が建てられました。
その中で現在も残っているのが清泉温泉。
建物も露天温泉も伝統的な和式の作りで、四重渓温泉といえば清泉という程の人気。高松宮親王が新婚旅行で四重渓温泉を訪れた際に泊まった宿で、その際に利用したといわれる浴室も残っており見学ができます。
清泉温泉以外にも大きなスパ施設を有する高級温泉リゾートホテルが何軒がありますが、場所はそれぞれ少し離れています。四重渓温泉の中心を走る温泉路の、清泉温泉附近にいくつか飲食店が集まっています。
夜は清泉温泉のすぐ前の細い路地や温泉路の両脇に灯りもともされます。
ちょっとわかりにくい場所ですが、清泉温泉の近くには無料で入れる男女別の公衆浴場もあります。
無色無臭の温泉ですが、泉質が非常によくミネラルも豊富に含まれており、飲むこともできるそうです。
温泉には多種の鉱物が含まれており、飲用も可能。血液循環を促進させ。ここの名産は「紅仁塩卵」で、人体の酸性物質を中和させる健康食品です。この地だけの特産品なので、ぜひ賞味してみてください。
温泉街にはこの「紅仁塩卵」や各種皮蛋を売る店が何軒かあります。
また「大山羊肉爐」という羊料理の店が人気で、観光客で大賑わいです。