名廬假期大飯店
吊り橋からバス停に向かう途中に建つ大きなホテルが名廬假期大飯店。
トリップアドバイザーの評価は「並」が多く、施設が少々古いかもという口コミもあがっていたが、バス発車時間まで少し余裕もあったので立ち寄ってみた。
今一つな口コミを先に見ていたからだろうか。
むしろ「あれ、きれいじゃん!」と思ってしまった。
窓も広く明るい部屋。
真下に川が流れている。
何度も土石流の被害を受けた場所で、両岸はしっかり護岸されている。
これでもまだ温泉移転となってしまうのだから、水害の規模は本当に大きかったのだろう。
浴室。
とてもきれいだと思う。
ちなみにここ、川に面した斜面に建っているため、通りから入ったフロントのある階が6階。
下にも客室があり、湯屋や屋外SPAも、エレベーターで下りた2階にある。
フロントは若いスタッフでまわされていた。
建物と川の間にあるSPAにも案内してもらった。
実はこの時間、清掃作業を行うため広い浴槽のお湯がすべて抜かれていた。
タイプの異なる様々なジェットバスがある。
深さが結構あるのか、入口は手すり付きの階段になっており、腰かけられるスペースもたっぷりある。
そしてかなりの広さだ。
サウナも。
屋根で覆われてはいるが、正面は川そして対岸の山。
眺めもよく、気持ちのいい風も吹いている場所だ。
下流のほうを見ると、他にもいくつものホテルがある。
営業しているところも、既に停止しているところもあるのだろう(廬山温泉は土石流リスクから温泉地としての移転が決まっている)。
長めのいいレストラン。
朝食ビュッフェ。
もうひとつ、別のタイプの部屋も見せてもらった。
大きなベッド。
奥が浴室になっている。
かなり広めの浴室。
浴室からの眺め。
他にももっと豪華な客室などもある。
トリップアドバイザーのコメントを見るとあまりいいことが書かれていなかったのだが、もしかすると改装したのかもしれない。公式サイトの写真は少々実際より広く見えすぎる撮り方をしている可能性があるが、価格も手ごろだしいいホテルだと思う。
そうしていくつかのホテルを取材させてもらい廬山温泉を後にした。
記事公開日:2016/03/06