すぐ下が渓流のSPA~廬山蜜月館大飯店
吊り橋を渡り、石畳の道を少し歩いて賑やかな温泉街から離れた場所に、広い庭園を持つ大型温泉リゾートホテルがある。
フロントには、非常に感じのいい男性スタッフ。
部屋を見学させてもらえないか頼んでみると、責任者らしき年配女性が現れ、館内を案内してくれることになった。
まずは客室。
ダブルベッドの部屋で、窓際には畳敷きの空間が。
夜だったので外は既に真っ暗だが、日中ならば山景色を堪能できる。
特殊サイズの畳に、アームもついた座椅子。
やはり日本人にとって、靴を脱いでのんびりお茶できる空間は魅力的だ。
そして部屋の浴室はもちろん温泉。
こちらも大きな窓で、外が一望できる。
でもやはり広いSPAで手足延ばして温泉に浸かりたいところ!
ここは、水着を着用して入る屋外のSPAと、男女別れた裸体で入浴できる浴室の2タイプがある。
まずはこちら、立派なプール。
温度を確認するの忘れたが、湯気がたっていなかったので温泉ではなかったのだろうと思う。
その先にSPAがある。
底面が横たわれるベッド状になったジャグジーや、天井からお湯が落ちてくる滝湯など。
さらに150cm以下の子供は入湯禁止の、深い湯船も。
夜なので何も見えないが、昼間に来ればなかなか素敵な景色が広がっているのよと女性。
こちらは裸体で入れる男女別の浴室。
たまたま他のお客さんがいなかったので、撮影をさせてもらうことができた。
屋内なんだけど、片側が外に向かって開かれていて半屋外風呂。
柵越しに下を覗き込んでびっくりした。なんとすぐ下はものすごい勢いで流れる渓流だった。
おそらく屋外SPAのほうも渓流に面しているのだろう。これは確かに絶景だ。
こんな立派で素敵なホテルなのに、大浴場には誰もおらず、外から見ても灯りがついている部屋はほとんどなかった。やはり廃止・移転が決まっている温泉地ということで、ツアーなどもなくなっているのかもしれない。これだけの施設でこの稼働率・・・もったいなすぎる。
記事公開日:2016/03/06