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苗梨駅近くの歴史あるホテル「新興大旅社」

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温泉とはまったく関係ない話。
泰安温泉に向かう前の晩、苗梨駅から徒歩2~3分ほどのところにある「新興大旅社」というホテルに泊まった。

時間も少々遅くなっていたので、最後タクシーでないとたどり着けない泰安温泉に夜向かうことに不安があったためだ。

トリップアドバイザーで調べると、苗梨駅近くで人気が高いのはここ。
というか非常に不思議なのだが、リゾートホテルでも高級ホテルでもない、割と安めのビジネスホテルの価格帯のこのホテルが苗梨県でナンバーワンとなっていた。

●苗栗県のホテルランキング 10選 【トリップアドバイザー】

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"時が止まったようなアンティークホテル"
苗栗駅の旅行案内センターのお姉さんに進めてもらった。一泊800元。朝食無し。  駅から徒歩1分。年代物の建物。1950年オープンしたホテルで、歴史を物語るような 写真や昔の電話器などが展示されている。またここの掛け布団のたたみ方には特徴がある。

というレビューも入っていたが、確かにアンティーク。
演出としてのアンティークではなく、本当に建物が古くてストレートに年代もの。

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部屋はこんな感じ。

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掛け布団をバラの花のようにたたむ演出。
タオルは見たことがあるけど、それをかけ布団でというのは初体験だ。

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シャワールーム。

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二階には小さな共有スペースがあり、ホテル開業当時から使われていたという古い電話交換機も展示されていた。

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以前は吹き抜けだったというらせん階段の間に吊るされたステンドグラスの照明。

特別感動するというほどのアンティークホテルではないけど、古い建物の割に部屋の設備などはきれいだし清潔だし、何より駅近のシングルルームで一泊950元(約3,300円)なら大満足。

そして非常によかったのは、フロントにいた、創業者から数えて三代目か四代目になる若い女性が明るくてフレンドリーだったこと。館内に飾られた写真を見ながら「私のおじいさんなの」などニコニコ説明してくれ、近隣でおススメのレストランあるかとの質問にも、真剣にアドバイスしてくれた。

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その際にもらった美食地図。

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冬だからやはりこれがいいのでは?とおススメされた、牡蠣入りの麺を食べることにした。人気店らしく、テイクアウトで買っていく人がひっきりなし。

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紙カップ入りで小ぶりな麺。
スープにはとろみがついており、たっぷり胡椒がふられている。

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テーブルには辛そうな香辛料もたっぷり用意されていたが、何を入れるべきなのかわからず見るだけに。

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日本で一般的に使われているより小ぶりな牡蠣がたっぷり入った麺。
どんな調味料が入っているのか、食べてもちょっとよくわからない複雑な味のスープが非常に気に入ってしまい、最後の一滴まで飲み干した。

スパイシーで、身体も温まる味だ。
細めの麺は太さも均一ではなく、麺ではないもの(竹の子とかの細切りかなあ)も混じっていた気がする。

また機会があれば食べたい味だ。
ついでに壁に貼ってあったメニューを見て、牡蠣炒めをビールのつまみ用にテイクアウト注文。

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・・・したつもりが、部屋に帰ってきて開けてみたら、牡蠣が入った卵焼きだった。こちらも上のたれが美味しい。ゴマとかが入っているのかなあ、甘みもありなかなか濃厚だった。

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今回の台湾温泉ツアーで最初に飲んだのは、台湾ビールのはちみつ味。
どんな味だったかって?

「はちみつ入りのビール」

それ以外に説明のしようがない、そんな味。

記事最終更新日:2016/03/07
記事公開日:2016/03/06
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