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温泉情報アクセス温泉&ホテル訪問レポート
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関仔嶺温泉ってどんな温泉?

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温泉名関仔嶺温泉(グァンズーリン・ウェンチュエン)
エリア台南白河区
泉質弱アルカリ性炭酸泉
アクセス嘉義からバスで約1時間/台南から鉄道+バス(1回乗換)で約2時間

「泥温泉」というと、別府など思い浮かべる方も多いと思いますが、台湾にも一箇所、美肌効果も期待できる泥温泉があります。それが台湾南部の関仔嶺温泉です。台湾四大温泉のひとつでもあり人気の高い関子嶺温泉、一度は行っておきたい場所です。



泥パックしながら浸かる良質な泥温泉

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台湾四大温泉と言えば、北部の北投温泉と陽明山温泉、南部の四重渓温泉、そして嘉義市内から南に25キロほどのところにある関仔嶺温泉です。

関仔嶺温泉は台湾では珍しい「泥温泉」で、泥混じりの濁った温泉は美容にも効果があると言われています。

台湾の泥温泉の泉質は、アルカリ性炭酸泉。硫黄成分を多く含み、灰色に濁っています。温度は75度と高め。新陳代謝を高める効果があるので、短時間浸かるだけでも夜はぐっすり、朝はすっきり目覚めることができます。また、婦人病や手足の冷え、気管支炎、貧血、座骨神経痛などにも効果があるそうです。アトピーなどの皮膚病や胃腸病にも効くと言われています。入浴後は肌が滑らかになるので、女性にとっては天然の美容液♪

●台北ナビ「関子嶺温泉(台南市)」

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泥温泉と言っても、お湯に浸かるだけで肌にべったり着くような粘土の高い泥湯ではありません。灰色のお湯で、身体を沈めれば首から下は見えなくなるほどには濁っていますが、特にどろっとした感触などはありません。

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温泉には顔や身体に塗布する泥パック用の泥も別途用意されています。泥パックの後は、その後のお肌がしっとりすべすべするのがわかります。

泥を乾燥させたものがお土産としても販売されています。


歴史も感じる坂だらけの温泉街~火王爺廟や紅葉公園など

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大型温泉リゾートホテルも多数ありますが、昔ながらの温泉旅館・ホテルも残り、観光客用の飲食店も立ち並び、こぶりながら味わいもある山間の温泉街になっています。

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坂だらけなので歩いているだけでいい運動になりますが、時間があれば温泉街散策も楽しそうです。

温泉の守り神として不動明王をまつった火王爺廟や、日本統治時代に建てられた温泉旅館「関子嶺大旅社」「静樂館」などの詳細レポートは台北ナビにあります。

●台北ナビ「関子嶺温泉(台南市)」


関仔嶺温泉に近い嘉義市は映画「KANO」の舞台

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関仔嶺温泉行きのバス始発点である嘉義市。
日本ではあまり知られていない都市名かもしれませんが、日本でも公開が決定している映画「KANO」の舞台です。街の中心部には行列でなかなか入れない人気グルメ店も多数あり、今非常にホットな街のひとつです。

見どころもたくさんあるので、関仔嶺温泉帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

高鉄駅もあり、台北駅からは約1時間20分、高雄の左営駅からは約30分です。

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記事最終更新日:2020/04/02
記事公開日:2014/12/11
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